「IDOL AND READ」 #027（2021年6月発売）
つばきファクトリー　小野田紗栞　インタビュー（抜粋）

――モーニング娘。のオーディションを受けた
ときは、当然受かると思っているわけですよね。

小野田　自信はあったと思います。私は
緊張するタイプでもないので、言われたことを
堂々とやってました。審査の3日前くらいに
歌の動画が2曲送られてくるんです。それを
おぼえてきて披露してくださいと言われて。
本当は歌だけで良かったんですけど、
ダンスもちゃんとおぼえて臨みました。

――抜かりなく準備したんですね。

小野田　落ちたくないし、受けるなら最後まで
やりきったほうがカッコいいじゃないですか。
だからしっかりおぼえました。

――結果、いいところまで進んで。

小野田　最終まで行きました。合宿も
ありましたね。そこで落ちてしまって、
ハロプロ研修生に入ることになりました。

――合宿では全国からすごい人が集まって
くるわけですよね。それはどう見ていましたか？

小野田　･･････そのときも自分が一番
できると思ってました（笑）。

――さすが。

小野田　そういうタイプなんですよ！いつも
自分が一番と思っちゃう（笑）。まわりが見えて
ないんですかね。人とくらべてなかったのかも
しれません。私のときはもともと歌とダンスを
やっていた子があまりいなかったし、
なんなら谷本安美ちゃんはオーディション中に
寝ちゃいけないところで寝たりしてましたし（笑）。
これなら全然いけるじゃんと思ってました。

――最高ですね（笑）。オーディションのときから
浅倉樹々さんと仲良かったんですよね。

小野田　そうです。ずっと一緒に練習してて、
合間の時間も踊り続けてました。そのときから
“さおきき”みたいな感じで、一番練習してる
2人だと言われてました。尾形春水ちゃんと
野中美希ちゃんと浅倉樹々ちゃんと4人で
朝から狭い部屋で練習したりしてましたね。
なつかしいです。