「IDOL AND READ」 #23（2020年8月発売）
BEYOOOOONDS　山﨑夢羽　インタビュー（抜粋）

――まわりのメンバーがデビューしていった
ことについても聞いていいですか？

同期の横山玲奈ちゃんがモーニング娘。さんに
入ったときはこんなにつらいんだと思いました。
研修生に入ってすぐのことだったので、
つらすぎると思って。もうやめようかなと
思うくらい衝撃的だったんですよ。これからも
まわりの子がデビューしていって何回も
こんな気持ちになるのは無理だなって
思ったんです。重症でしたね（笑）。当時、
一番入りたいグループだったので。次に
川村文乃ちゃん（アンジュルム）が入ったん
ですけど、そのときは悔しいという思いよりも、
レッスンを一緒にしてきてすごい努力家と
いうのを見ていたんですよね。自分のことも
しっかりやりつつ私たちにもアドバイスをくれて。
なのでうれしかったです。文乃ちゃんすごい！
って。みんなどんどん先に行っちゃうなって
気持ちもあったんですけど。

――当時は中学3年生ですよね。高校受験が
あるし、分岐点でもあるじゃないですか。
このまま続けるかどうか悩んだりはしました？

考えました。でも、まだ気持ちがあったので
続けようと思いました。どこで見てくださって
いるのかわからないので、どこでも気を抜かずに
全力でやろうということだけを考えてました。