「Top Yell NEO」 2017 SUMMER（2017年7月発売）
「至近距離から見た真実」　ハロプロ研修生実力診断テストを徹底総括！
【Berryz工房】熊井友理奈（抜粋）

――デビューを目指す研修生ですが、もちろん全員が目標通り
いくわけではありません。夢に敗れてハロプロを去っていく子たちもいます。
熊井　いや、でもここで培った努力とか経験は、絶対に今後
どの場所に行っても無駄にはならないですよ。これは絶対です。
もしここでは夢が叶わなかったとしても、ここだけがすべてじゃないですし。
次の場所で花を咲かせればいいじゃないですか。ここではダメでも、
次に行くためのステップアップだと考えてほしいんです。

――熊井さん自身も、アイドル時代があったからこそ今の活動が
できるという部分があるんですか？
熊井　そうですね。直接的には何が活かされているのかは
わからないですけど、確実にありますよ。芸能界の中で必要な
挨拶だったり礼儀だったり･･････。そういうの、私たちは子供の頃から
散々注意されてきましたから。それが大人になって意味がわかってきて、
あそこで注意されてよかったなとしみじみ感じることが多いんです。
ハロー！プロジェクトは歌とダンスだけじゃないですから。人生経験や
社会経験を含めて、ここでやってきて無駄になることなんて何ひとつないですよ。

――15年以上、芸能界で活躍している熊井さんが言うと深いです。
熊井　いやいや、今日は私自身が大して歌やダンスもできないくせに
上から目線でしゃべっちゃいましたけど･･････研修生たちに本当に
伝えたいことはひとつだけなんです。

――それは、なんでしょう？
熊井　頑張っていても、大変なことやつらいことはたくさんあるはず
なんですね。見ていればわかりますよ。だけどステージに立つとき、
この言葉だけは覚えておいてほしいんです。それは･･････ENJOY！

――ありがとうございました！