「Top Yell NEO 2018～2019」（2018年12月発売）
Juice=Juice　宮本佳林　インタビュー（抜粋）

――Juice=Juiceについてお伺いします。結成直後に
メンバーが1人脱退しましたけど、基本的にはずっと
5人で活動してきましたよね。ファンも、このまま5人で
いくものだと考えていたはずです。
宮本　そうでしょうね。私たちもそう考えていましたから。

――ところが、この2年で次々とメンバーの追加や
卒業が発表されるようになった。宮本さんは、この
激動をどう捉えていたんですか？
宮本　ビックリしましたよね。「えっ、ホントに！？」って。
梁川奈々美ちゃんと段原瑠々ちゃんが加入したとき、
最初に頭に浮かんだのは･･････「足りなかった？」って。
今は全然考え方が違いますけどね。正直、当時は
そう感じてしまいました。

――「私たち5人じゃダメだった？」ということですか？
宮本　というより、「私がダメだった？」という感じです。
「私がもっと頑張ればよかったのかな･･････」って自分を
すごく責めちゃいました。

――ファンは誰もそんなふうには考えていないですよ！
宮本　でも、ダメなんですよ。一度そういうふうに
考え始めると、止まらなくなるんです。「あぁ、もう絶対に
私のせいだ！」とか自分で決めつけちゃって。「たしかに
考えてみたら、もっと私もやれたよな」とかって同じ考えが
頭の中でグルグル回っていく。最後は、「自分、甘すぎるわ。
もう消えたい･･････」って（笑）。完全にどうかしていますよね。
それで最後は体調まで崩しちゃうんだから、本当に
世話ないですよ。