――当時のカントリー・ガールズの
かわいいイメージというのは、成長した
現在、どう捉えていますか？

森戸「私としては、そういうイメージが
ついているのは嬉しいです。象徴的な
ものを表せたんだなという面で嬉しい
ですけど、大人になりましたし、ずっと
そのイメージだけでは続けられないから、
ふたりでやるとなったときに、なにを
求められるんだろうというのはすごく
気になってましたし、いまも考えて
いるところです」

――そのイメージがあるからこそ、
期待に応えるものもできるし、あえて
違うところも見せてみるギャップの
おもしろさもあるのだろうなと思います。

小関「かわいさがあってのギャップが
映えるというのはありますね。だから
カントリーのかわいさのイメージも
大事だなと思います」

――自由に行き来できるのもさすが
だなと思います。10年前の曲をいま
歌ってもさまになっているわけで。

森戸「えーそれはこわいです（笑）！」

小関「いまでもブリブリな楽曲を
頑張っていて、どう見えてるか
わからないですけど（笑）、こっちが
恥ずかしがってしまったらダメなので、
カントリー魂を呼び起こして
やりきると決めています」

――そこは嗣永桃子さんの背中を
見ているわけですからね。

小関「そうなんです。私たち、ももち先輩が
カントリーにいた頃の年齢になったんです。
あらためてすごさがわかる日々です」

森戸「びっくりだよね。年を重ねる
ほどにすごさがわかります」

小関「10歳も年下の子たちと
超キャピキャピの歌とダンスを
やってたんですよ。かっこいい
表現よりも難しいことかもしれない
じゃないですか」