中田翔　中日入団で注目集める「勝利の女神」の存在とは
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いよいよ竜の中田翔誕生だ。

中日への入団が決まった中田翔内野手が12月6日、名古屋市内で立浪和義監督とともに入団会見を行った。

グレーのスーツにドラゴンズカラーのブルーのネクタイで会見に臨んだ中田は真剣な表情で、チームへの貢献を誓った。

チームにとっても待望の補強となる。2年連続最下位にあえぐチームでは貧打解消が喫緊の課題とされており、過去3度の打点王に輝いた球界を代表するスラッガーのバットがチームを勢いづかせることが期待されている。

チームには石川昂弥など右の大砲候補も在籍する。巨人時代は秋広優人を独り立ちさせるなど後輩への育成力も認められていたとあって、チーム全体の底上げにもつながりそうだ。

また中田の中日移籍でひそかに応援に訪れるのではと注目を集めている「女神」の存在もいる。

「モーニング娘。’23」の牧野真莉愛といえば、〝中田愛〟を貫いていることで野球ファンにも良く知られた存在だ。

幼少期から日本ハムの大ファンで、中田に関しては初対面が2008年の入団直後のイベントだったことも知られている。当時、中田に優しく接してもらったことから大ファンになったという牧野は、巨人に移籍後も頻繁に応援に訪れ、中田自身も「モー娘」のコンサートを訪れ、メンバー全員分のグッズを差し入れるなど交流が続いている。

また、中田が日ハム時代に二軍落ちし、鎌ケ谷で調整している際にも、牧野はプライベートで鎌ケ谷に足を運び、復活に向けてエールを送ったこともあった。

そんな中田愛あふれる牧野は愛知県出身とあって、中日はいわばご当地球団となる。身近にあるだけに中田含め、中日球団を応援に訪れる機会は来シーズン確実に増えそうだ。牧野がバンテリンドームの観客席から熱い声援を送り、中田の打棒に火が付けば、チームが勝利に近づくだけに「勝利の女神」としての役割も期待される。

いずれにせよ、新天地で背番号6が来季、どんな姿でチームをまとめ、引っ張っていくのか。楽しみな存在となりそうだ。