（ハロプロキッズオーディションを見て
自分も受けたいと思ったのが本格的に
興味を持ったきっかけという話から･･･）

――その後、実際ハロプロエッグ
（現・ハロプロ研修生）に加入されて、
憧れていた時とイメージは変わったり
しましたか？

譜久村　変わりましたね。ハロプロエッグに
入れば「アイドルになれた」と思っていたの
ですが･･･研修生はいつでも辞められるし、
私じゃなきゃいけない理由を自分で
作らなきゃ残れないようなシステムでした。
「努力が足りないとアイドルには
なれないんだよ」ということを教わりました。

――小学生にして過酷な道ですね。

譜久村　そうなんです。努力しても足りないと
言われるし、（努力の）成果がみえないと
言われ大好きな曲のパフォーマンスメンバー
から外されたりもしました。

――自分ならそこで、やめたいと
思っちゃいそうです。

譜久村　私は次のコンサートの時は「もっと
目立ってやろう」とか、「先生に駄目って
言われる部分は絶対に作らないぞ」と
思っていたので、先生に「このパートを
覚えてきなさい」と言われたら誰かが
欠席してもすぐ自分が入れるように
他の人全員のパートを覚えたりしました。

――それが普通の世界なんですか！？

譜久村　それぞれやり方はあったかと
思いますが、皆アピールはしてました。
私も努力をみせるということはすごく
心がけてやってました。

――そんなに努力をされて「私認められた！」
と思った瞬間はありますか？

譜久村　リハーサルを昔はつんくさんが
みてくださっていて、そのリハーサル中、
自分の出番じゃないときもずっとリズムをとる
練習して、終わったときにつんくさんから
名指しで褒められるのがすごく嬉しかったです。