――島倉さんは『眼鏡の男の子』のお嬢様
然り、『眠れる森のビヨ』然り、どこか影のある
役どころを演じることが多いイメージです。

「自分に合ってると思います。パンチの利いた
役をやっていると楽しいので、いつもこういう
役をありががとうございますと思いながら
やってます。性格的にも重なるところが
あると思うんです。心のなかでブチギレたり
することも結構ありますし（笑）」

――そうなんですね。

「人と衝突とかはないんですけど、私は
そこまで大人じゃないので全然ありますよ。
よく愚痴も言ったりしてます（笑）」

――電車を間違ったりしたときに。

「それはよくありすぎるのでもはやなにも
思わないです！」

――脱線してしまいますが、自分も
いまだに間違える人間なので、もしかしたら
島倉さんは同じ側の人なのかな
とシンパシーを抱いていました（笑）。

「本当ですか？なんで間違えるんですかね？」

――せっかちなのかぼーっとしてるのか、
急行か各駅か考えずに来た電車に乗って
しまうんですよね。

「私、せっかちでマイペースだったらヤバく
ないですか（笑）。でもきっと間違えないで
乗れる人がすごいんだと思います。あんなに
たくさんあって、種類もたくさんあるのに、
まったく間違わずに乗れるほうが特殊能力
なんじゃないかって」

――間違えるほうが標準という考え方、
めちゃくちゃいいですね（笑）。そういう人は
アイドルとかグループ活動に向いていると
思うんですよね。それこそひとつの個性
として輝くし、支え合って生きていけるじゃ
ないですか。

「本当にそうなんですよね！･･････私、
インタビューであまりこういう話をしたことが
なかったので驚いてます（笑）」