（子供の頃に勘違いしていたことはありますか？というメールで･･･）

宮崎＜私が勘違いしていたこと。実はこれ、
めっちゃあるんですよ。もうほんと、喋りきれないぐらい
いっぱいあって。ま、その中の一つを今日は
紹介したいと思うんですけれども。

宮崎＜私、自分の、おじいちゃん、を、海賊だと
思ってました。あの、これ、誰が悪いかって言ったら
私の父なんですよ。私の父が（笑）、あ、おじいちゃん
全然、もう、そんな風に見えないんですよ。もう、
めちゃめちゃ温厚で、しかも寡黙で、何かニコニコ
笑ってて。で、“ザ・おじいちゃん”、超可愛い
おじいちゃんだったんですけど。

宮崎＜そんなおじいちゃんなのに、何故か父は
私に、あの、こんなね、温厚そうに見えるけど、
実は、めっちゃ怒ったら怖くて、昔、海賊やってたんだよ
って、私が小学生の時に教えられたんですよ。
もうちょっと前だったかな？保育園かな？で、
あ、そうなんだって、私は父のことを信じて
疑わないわけですよ。で、まぁそれが、けっこう
私はずっと、海賊だと思ってて。あの（笑）、
小6まではずっと海賊だと思ってて。

宮崎＜で、その頃私は小3の時に「ONE PIECE」
っていうその海賊のアニメもね、すごい見てたから、
“あーおじいちゃんは海賊だったんだ～”って、
もう純粋に思ってて。で、特に父から“あれはウソだよ”
って、たぶん父も言ったこと忘れてるんですよ。でも私は
信じてるから、おじいちゃんにも、“海賊だったんだよね？”
とかも聞かないんですよ。おじいちゃんはニコニコして
優しいから。こんなおじいちゃんをね、そんな、
疑いの目というか、とか何かね、聞けなかったというか、
もう信じてるから別に聞かなかったんですよ。

宮崎＜そしたら、まさか、ね、その大人になってから、
“あれ？おじいちゃんそういえば海賊じゃないぞ”
って（笑）、ある時に何かふと気づいちゃったんですよ。
で、それから、“うわ、騙されてたー”って、もうほんとに
でもそれこそJuiceになってからかもしれない。
わりとけっこう（笑）、信じてて。（笑）何で信じたんだろう？
って今思うと、思うんですけど。ま、そういうことが
ありましたね～。（笑）いやー、ま、こういうことはね、
実は私いっぱいあるんですよ。まぁそれはまたいつか、
お話していけたらなと、思います