――素朴な質問なんですけど、東京はいかがですか？
太田「ソボク？」
伊勢「東京ですか」
太田「（小声で）ソボク？ソボク？」
伊勢「こっちに来て、環境の変化がないわけではないんですけど、
そこまで大きな違いはないかもしれないです。ひとつ残念なところは、
やっぱり都会だから、星が見えないところ。北海道は広いし
自然が豊かだから伸び伸びと生活ができていたと思います。
空がすごく綺麗なんですよ。それが見れなくなったのは寂しいです」

――そういう面もあるけれど、生活するうえで生活するうえで
そこまでのギャップは感じないんですね。
伊勢「私はそこまで感じませんでした」
太田「え！私はめっちゃありましたよ。私は家のまわりがお山で、
キツネと鬼ごっこをしたりしてたので」

――キツネと？
伊勢「絶対ウソですよ！ありえない！」
太田「違うんです！キツネが現れたの！」
伊勢「もし現れたとしても鬼ごっこはしてないでしょ」
太田「キツネの足跡を辿って追いかけました」
伊勢「絵本の主人公じゃないんだから」
太田「そこから東京に来て、街が全部が明るいじゃないですか。
最初はイヤになりました。同じ日本だとは思えなくて。自然が
好きなので、都会からちょっと逃げたくなったときはひとりで
鎌倉にいったりしました。あと、花粉がやばいです。今年から
花粉症になりました」
伊勢「私もなりました」

――和田さんも花粉症だと言ってましたね。ところで太田さん、
素朴の意味はなんだと思います？
太田「鈴蘭ちゃんが普通に答え始めたので、ええ？ってなりました」
伊勢「あなた頭いいじゃない」
太田「うーん、単純？単純な質問をしますって意味ですか？」

――大体正解です！