「OVERTURE」 No.018 2019 March　カレッジ・コスモス
山木梨沙・松井まり・對馬桜花・舩田美子・秋月香七　インタビュー（抜粋）

對馬　もともと私はアイドルファンなので、アイドルさんの
動画は観ながらよく1人で歌っていたんです。「やっぱ楽しいな～」
とか思いながら（笑）。だけどそれって完全に自己満足の世界で、
「お客さんに楽しんでもらおう」という発想は当たり前だけど
ゼロだったんですよね。それで自分が実際にステージに立って、
歌とか表情とかで何かを伝えなくちゃいけないとなったとき、
「えっ！？どうすればいいの！？」って分からなくなっちゃって･･････。
会場には何千人もいるけど、その1人ひとりに伝わるようにしないと
ダメじゃないですか。お客さんに見せる以上は間違えたら
いけないけど、そればかり考えると表情が硬くなっちゃうし。

――なんという意識の高さ！普通は初ステージで
そんなに細かいことまで考えられないですよ。

山木　だから、それこそが女子大生ユニットならではの
知性なんですよ。私、驚きますもん。みんなの呑み込みが速すぎて。
今こうやって取材を受けていても驚くことばかりなんですけど、
ここにいる子はインタビューを経験したことなんてないんですよ？
それなのに、こんな流暢に説明できて･･････。だって、初期の
森戸知沙希を思い出してくださいよ。

――何もしゃべれなかったですからね。耳を赤くするだけで（笑）。

山木　でも、逆にちぃが普通なんですって。カレッジ・コスモスは
梁川奈々美とか船木結レベルが24人揃っていますからね。
アイドルとしてのスタート年齢は遅いかもだけど、進化の
スピードが速すぎますよ。

舩田　ハロプロのアイドルから、そんなありがたいお言葉を･･････。