（6月19日に卒業する佐々木莉佳子について話していて･･･）

上國料＜でも、そう、でも佐々木さんの
話をすると、えっとねぇ、ツアー初日に、
すごくぶつかりましたね。うん。
「かみこ日和」だから言える話だし。うん。
ぶつかりました。8年9年一緒に過ごしてて、
たぶん、あんなに正々堂々正面から
ぶつかったのは初めてだったと思います。
そのツアーの、ま、内容は言わないですけど、
私たちの、話なので。あの～、初めて、
あんなに、お互いがぶつかったかもな～。

上國料＜やっぱ今まで、先輩として、
こう佐々木さん、の立場は上だから、
私も、こう言葉を、選んできてはいたん
ですけど、やっぱそれでも、言葉？って
伝えないとわかんないし、伝え方を
間違えてしまうこともあるし、伝え･･･
何だろな、言葉って難しいじゃないですか。
それこそ日本語ってほんとに、何か、
深いから、難しいんですよね。って
いうのもあってすれ違ってて。

上國料＜だからツアー初日の（笑）、その
リハーサルで、もう、私が、大号泣しながら
リハーサルをやって、その、前日が
会場ゲネだったんですけど、その時は
すっごい良い、空気感でやってたんですけど、
その夜に、ま、問題が起きて、ツアー初日の
リハで私大号泣して、その後、先生に
相談乗ってもらってたんですけど、そしたら、
その話を佐々木さんも聞いて、聞いてて。
っていうので、何かその～、お互い
ぶつかりましたね。

上國料＜でも、やっぱり、お互いが、
勘違いしてた部分があったし、伝えて
なかったことで、すれ違ってた部分も
あったし、うん、でも私はやっぱりこの、
佐々木さんにとっての最後のツアー
だから、絶対に良いものにしたいって
いうのは、100パーセント、ブレない、
心を持ってて、その、そう、だったから
もう初日の、リハの時点で、もう、今日
ライブ出来ないわと思ったんですよね。

上國料＜けど、二人で、二人っていうか
まぁ、二人ではなかったんですけど（笑）、
そう、話し合いをして、何かお互いに、何か
許さない、許さないと、前に進めないので、
お互いに許しましょうっていうことになって、
何かお互いに謝って、お互いにしっかり
謝ってお互いに、しっかり許して、すごく
良い初日になりました。