──サブリーダーの段原瑠々さんとはグループの方向性などについて話し合うことはありますか？

植村「今、現在感じる“こうして欲しいな”っていうことは瑠々とれいこ（井上玲音）にはちゃんとした話し合いを開いて伝えています。
オリメンの私がいる今だからこそ、伝えられることもあると思うので、それをふたりに移していっているようなイメージで話しています」

──３代目リーダーとして歴代リーダーから引き継いだことはありますか？

植村「由加（初代リーダー・宮崎由加さん）も朋子（２代目リーダー・金澤朋子さん）も、『大丈夫、大丈夫！』って感じで……（笑）。
引き継ぎ事項はとくになかったのですが、２人がリーダーをしていた時代よりメンバーの人数が増えたし、オリメンも私だけだったので、ちょっと状況が違ったなって思います。
リーダーになりたての頃は“オリメンの時代から作り上げてきたJuice=Juice”というイメージがカチッと固まりすぎていました。
それを『守らなきゃ』とメンバーを縛ってしまうのが嫌で、“ライブではとにかく自由にして欲しい“と言っていたんですが、
最近メンバーそれぞれが自由にライブを楽しめているのを感じますし、Juice=Juiceが進化しているのを実感できてとてもうれしいです！」

──歌もダンスもスキルが高いエリート集団、Juice=Juiceへ加入する新メンバーのプレッシャーは相当のものかと思います。リーダーとして新メンバーに最初にかける言葉を教えてください。

植村「“自由にやってね”と伝えています。新メンバーは私たちが想像する以上にプレッシャーを感じているので、私はケアに回ることが多いですね。
でも“自由にやろう”と言った結果、甘くなるとかメリハリがなくなるのは違うので、そこを引き締めていくのはリーダーや先輩の役目。
ただ、先輩に注意させないといけない状況をつくってしまったと、自分たちで気づいてくれるのが理想の形なので、そういう指導方法に変えていきたいねって瑠々とれいことは話しています」
https://i-voce.jp/feed/3065160/2/